SNSやNFT販売など、その他活動についてはこちらを参照ください lit.link

Fooocusの紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。

Fooocusは、SDXLでのイラスト生成を、シンプルで簡単に実現するUIです。
作者はlllyasvielさん。Controlnetの開発者として、とても有名な方です。

目次

Fooocusの特徴

Fooocusは、インストールが簡単で、動作も軽くて、使い勝手もシンプルで簡単なため、SDXLを試してみたい、という人にはぜひお勧めしたいUIです。
また、シンプルとはいっても、生成機能が劣っていることは決してなく、幅広いスタイルのイラストを高品質で生成することができるので、他のUIですでにSDXLを使っている人にも、ぜひ試して頂きたいUIです。

Fooocusの特徴を紹介します

メリット

  • インストールが簡単
  • 簡単で少ない手順で、高品質なイラスト生成
  • 消費リソース (VRAM) が少ない
  • 強力なImage Prompt

デメリット

  • AUTOMATIC1111やComfyUIに比べて機能が少ない
  • BaseモデルはSDXLモデルのみ使用可能

インストールが簡単

最も代表的なローカルUI、AUTOMATIC1111のインストールは、PythonとGit、2つのツールをインストールした後に、コマンドプロンプトでGitコマンドを実行してGithubをCloneする必要があります。
さらに、モデルやVAEをダウンロードして、所定のフォルダに配置しておく必要があります。
詳しい人にはそれほど難しいものではありませんが、普通の人には少し難易度が高いかもしれません。
インストール手順を解説しているサイトは多数ありますが、詳しく解説するとこれだけで1記事できるレベルです。

Fooocusのインストールは、7-zipをインストールした後、Fooocusをダウンロードして、解凍するだけです。

簡単で少ない手順で、高品質なイラスト生成

初期状態のデフォルト設定のままでも、ちょっとしたプロンプトだけで高品質なイラストが生成されます。
Fooocusを立ち上げて、「1girl, ponytail, japanese cute girl, school uniforme」とプロンプトに入力し、「Generate」ボタンを押したときに生成された画像です。

設定もいろいろできます。
左下の「Advanced」にチェックを入れると、右に設定のタブが表示されます。

Setting

「Setting」タブでは、Performance(Step数)とAspect Ratios(画像サイズ)が設定できます。
Performanceは、Speedは30Step、Qualityは60Stepになります。
Aspect Ratiosは、一覧から選択します。Instagramの縦長4:5や、横長16:9に対応するものがなくて、少し残念です。

他にも、Image Number (Automatic1111のBatch count)やNegative Promptを設定できます。
Negative Promptも、デフォルトで設定されている他、次項のStyleで自動的に設定されるため、特にこだわりがない限り、変更する必要はありません。

Style

「Style」では、プリセットスタイルを選択することで、画像のスタイルを制御します。
実写、3D、フィルム、アニメ、水彩など、180種類以上のさまざまスタイルをカバーしています。
「Fooocus V2」を選択していれば、複数のスタイルを選択することも可能とのこと。
ここで選択されたスタイルによって、内部でプロンプトやネガティブプロンプトを自動的に付与します。このため、ユーザーが入力するプロンプトが短くても、高品質なイラストが生成されます。

Model

「Model」タグでは、使用するモデルやLoraを設定できます。
LoraのWeightはマイナスも設定できます。SDXL対応のflatもリリースされており、マイナスを設定して書き込みを増やすこともできます。

AnimeモードとRealisticモード

2.1.60から追加されました。
従来は、Fooocus起動用のバッチファイルはrun.batだけでしたが、これにrun_anime.batとrun_realistic.batが追加されました。
run_anime.batで起動すると、デフォルトモデルがBluePencilXLになったり、Styleにアニメ風のものが選択されてたりします。

消費リソース (VRAM) が少ない

SDXLの画像生成には、最低、VRAM 8GBと言われていましたが、Fooocusは最低 4GBとのことです。
実際に4GBで生成できるかは不明ですが、生成中のVRAM使用量は少ないです。

強力なImage Prompt

i2iの強化版みたいな機能です。
最大4つの入力画像とプロンプトから、新しい画像を生成します。詳細は、オフィシャルのドキュメントを見てもらうのが分かりやすいと思います。(英語を読まなくても、画像を見るだけでも何となく分かると思います)
とても面白そうな機能で、使ってみたいと思っていますが、ちょっとまだできていません💦

まとめ

作者のlllyasvielさんは、更新が早い事でも有名です。
Githubの履歴を見ると、すごい勢いで更新されていることが分かります。
これからもどんどん進化していくFooocus、とても楽しみです。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

AIポニーテール (ポニーテールのAIイラスト) を生成しています。
SNSやNFTの販売などやってます。
マンガ、アニメ、ゲーム好き。

コメント

コメントする

目次