昨日 10/17、Intel 14世代 CPU が発売されました。
Core i7 のスペック比較をまとめました。
イラストは、プロンプト「ponytail, Intel Core i7, 14 generations」で生成したものです。
13世代のときとほぼ一緒のイラストですね。CPUもそんな感じです。
14世代のスペックと13世代との比較
ソケットはLGA1700、アーキテクチャはRaptor Lake、プロセスは10nm、この辺りは12世代から変わっていません。
14世代 Core i7 14700K | 13世代 Core i7 13700K | |
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Pコア数 基本周波数/最大周波数 | 8コア 3.4GHz/5.5GHz | 8コア 3.4GHz/5.3GHz |
Eコア数 基本周波数/最大周波数 | 2.5GHz/4.3GHz | 12コア8コア 2.5GHz/4.2GHz |
最大周波数 | 5.6GHz | 5.4GHz |
L2キャッシュ 共有L3キャッシュ | 28MB 33MB | 24MB 30MB |
定格電力/最大電力 | 125W/253W | 125W/253W |
個人的なたわ言
Eコアは増えたものの、キャッシュは微増、クロックはほぼ同じ。メモリ仕様とPCI-Express仕様も同じ。世代が変わるほどの違いは感じられません。10nmではこの辺りが限界なのでしょうか?
12月発売予定の14世代モバイル版は、7nmでの製造で、大きく変わるようです。デスクトップ版7nmは、来年の15世代からですかね?
ちなみにApple M2やAMD Ryzenは、TSMCの5nmです。
AMDのことを少しだけ
AMDは5nmなので、10nmのIntelに対し、クロック周波数やコア数で圧倒できるはずですが、今のところPC分野では大人しいです。
サーバー分野では96コアCPUを出して、Intel Xeonを圧倒。着実にシェアを伸ばしています。2021年は25%、2022年は30%を超えたそうです。
ゲーム機分野でも、PS5とXBoxの統合チップがAMD製です。どちらも、RyzenとRadeonを統合したカスタムチップを搭載しています。(世代が同じで中身がよく似ていますが、微妙に違うようです)
AMDだからこそ作れるものであって、IntelやNVIDIAには難しいと思います。
今、AMDは勢いがあると感じます。AIイラストのGPUではNVIDIAの1強ですが、Radeonもこれから伸びるかもしれません。
ただ、AMD、調子いい時ほど変なもの作って自爆するイメージですね・・・(個人の感想です)
高クロックのCPUを出したと思ったら、煙が出るほど発熱したり・・・(Athlon使ってました)
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